もみの木ケアプランセンターでは、今月の勉強会では「認知症の種類」について学びました。
アルツハイマー型認知症・・脳が委縮することで発症する。
発症後は時間の経過と共に脳の萎縮が進み、症状も進行する。
(例)体験そのものを思い出せない 簡単な計算が出来なくなる など
血管性認知症・・・脳組織への血液供給が減少または途絶し、脳組織が破壊されることにより
精神機能が失われる。
(例)脳動脈の詰まる部位により症状は変化する 感情コントロールがしづらくなる
私達は利用者様に必要な支援をサポートする立場です。認知症になったご本人が抱える悩みや不安、ご家族が感じる想いや葛藤に寄り添えるように、今後も積極的に学び、支援に活かしていきます。
もみの木相談支援センターでは「精神疾患の基礎知識」について勉強会を行いました。
・内因性精神疾患・・・脳には問題がないのに、精神の機能に障がいが出る
・外因性精神疾患・・・脳など身体に原因があり、身体が治れば症状も治まる
・心因性精神疾患・・・心理状態の変調、意識と無意識の葛藤などが原因と想定
精神疾患は、本人の気持ちや考え方、対人関係やまわりの状況等も関係しており、これらがうまく調和せずバランスが取れなくなった状態を指します。症状や目先の問題だけに着目しても困り事はなかなか解決しません。今後も勉強会を通じて知識を学び、相談員として利用者様の周りの環境等を含め、どのような対応が最善なのかをよく考えながら支援していきます。
シニアコミュニティーもみの木では「熱中症の危険性や予防」について学びました。
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能が上手く働かなくなり、体内に熱がこもった状態になることを指します。屋外だけでなく屋内でも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
<高齢の方が熱中症になりやすい原因>
・体内の水分不足 ・暑さに対する調節機能の低下 ・暑さを感じにくい など
<熱中症の予防方法>
・こまめな水分補給 ・エアコンを活用する ・部屋の風通しをよくする
・暑さを避ける(外出時は帽子や日傘を使用。可能なら涼しい時間帯に外出する)
利用者様のわずかな変化に気付けるように日頃から体調観察を行い、熱中症予防に努めたいと思います。
入浴介助加算は、令和6年度の介護保険報酬改定にて算定要件に追加事項が増えました。入浴介助に関わる職員の研修が必須となるなど、職員のスキルの底上げが求められていますので、今月は「入浴介助加算」について勉強会を行いました。
入浴介助加算とは、入浴中の利用者様の観察を含む介助を行った場合に算定できる加算です。つばきでは、入浴介助に関する基礎的な知識及び技術を習得するため、マニュアルを基に毎月研修を行っています。利用者様ごとに入浴中に配慮すべき点は異なるため、それらを話し合う場も定期的に設ける予定です。
デイサービスだけでなくご自宅で入浴される(したい)方の為に、デイでの入浴時にご自宅の浴室環境を再現し、動作の訓練や助言を行うなど、高いスキルが求められる場面も多々ありますので、職員一人ひとりが入浴についての知識を深め、今後の支援等に活かしていきたいと思います。
おひさまでは「夏の3大感染症」について勉強しました。
①手足口病・・・口の中や手足に発疹が出る
(感染経路:飛沫・接触・糞口)
(予防法:石鹸を使用しての手洗い、排泄物の適切な処理)
②ヘルパンギーナ・・・高熱や喉の痛み、食欲不振など
(感染経路:飛沫・接触)
(予防法:排泄物の適切な処理や手洗い・うがい・消毒)
③プール熱・・・アデノウイルスにより発熱や喉の痛み、結膜炎を起こす
(感染経路:飛沫・接触・プールでの目の結膜からの感染)
(予防法:石鹸を使用しての手洗い・うがい、タオルなどの共用を避ける など)
夏はさまざまな感染症が流行するため、手洗い・うがいなどの予防を大切にしていきます。
感染症ごとの症状を知っておくと早めの対応に繋がりますので、事業所内でも定期的に再確認していきます。