勉強会(2025年5月)

もみの木ケアプランセンターでは「相談援助に活かせる心理療法」を学びました。

 

・認知療法・・・マイナス思考でいることのデメリットに利用者様が自ら気付けるように対話を行い、

        マイナス思考の力を弱めることで、利用者様の不安や怒りを軽くする

・応用行動分析・・・ある行動が起こった際に、その直前と直後に焦点を当てると、行動の理由がわかる

         (例:入浴拒否→拒否する日は時代劇を観ている。入浴時間をずらすと拒否しない)

・解決志向アプローチ・・・問題点よりも今 出来ていることに注目することで

             相手を否定したりせず、ポジティブに話し合える

・動機づけ面接・・・「変わりたいけど、なかなか行動に移せない」という方の

           内面からのやる気や意欲を引き出す

・家族療法・・・利用者様だけでなく、家族全体の関係性を把握して介入する

 

ケアマネジャーは、高齢の方の生活を全人的に支援するうえで、利用者様やご家族と円滑なコミュニケーションを図り、その相談にしっかりと対応していくことが求められます。今回学んだ療法を日常業務に活かし、利用者様やご家族の心理的な負担を少しでも軽くできるような支援をしていきたいと思います。



 もみの木相談支援センターでは「障がい福祉サービスなどを利用して一般就労するまでの流れ」

確認しました。障がい者の就労支援を行う中核的なサービスは、就労移行支援、就労継続支援A型です。

 

就労移行支援・・・一般就労を目指している障がい者に、就職に向けた準備を支援する

         (パソコン操作・履歴書作成・面接の練習・職場実習のサポートなど)

就労継続支援A型・・・企業等に就職することが困難な障がい者に雇用契約に基づく就労

           の機会を提供し、一般就労に必要な知識や能力の向上の訓練を行う

 

その他の障がい者就労支援のための機関として、障害者就業・生活支援センターや地域障害者職業センターもあります。今回の勉強会を通して一般就労で働くためのルートは複数あるということを再確認出来ました。利用者様に合った計画を作成し、目標達成が出来るように、今後も知識を深めていきたいと思います。

 



 つばきには、13種類の物理療法機器と運動機器があります。

その機器の効果や禁忌事項などを改めて学ぶとともに、実際に体験も行いました。

 

・低周波治療器・・・微弱な電気刺激を利用し、筋肉の痛みやコリ、

          疲労回復などを目的とする医療機器

          ※ペースメーカーなどを使用している方は禁忌

・ホットパック・・・患部を温め血行を良くし、筋肉の緊張を緩和する温熱療法

          ※心不全、重度の高血圧の方は禁忌

・メドマー・・・下肢のむくみや疲れの解消、リンパ液の循環を促し、静脈血栓症の予防を目的とする

        ※血栓症、重度の静脈瘤、急性静脈瘤、皮膚感染症を患っている方は禁忌

・酸素ルーム・・・疲労物質の分解促進・疲労回復効果・ケガの回復を促進することが期待できる

         ※ペースメーカーを使用している方、インシュリンを使用している方は禁忌

・ニューステップ・・・全身の筋力強化と有酸素運動を同時に行えるリハビリ機器

           ※心臓病や肺疾患にかかっている方は医師に要相談

 

 上記はつばきにある機器の一部です。その他の機器についても、使用感を含め学ぶことが出来ました。

禁忌事項などは特に重要ですので、利用者様に安心して通って頂くためにも、定期的に再確認していきます。

 



 おひさまでは「熱中症」について学びました。熱中症は、高い外気温と発汗などによる脱水に

よって起こります。人間の体には、熱が外から体内に入ってきた時に、体温が上がらない

ように調整する機能が備わっています。血液を循環させて皮膚に集め、熱を放出する、汗

を出して気化熱で体温を下げるといった機能が上手く働かなくなるのが熱中症です。

 

<予防の基本>

①高温の環境にいる時間を減らす・・・気温35度以上は外遊びや散歩を控える

                  気温30~34度の日は外活動は短時間で、帽子・長袖を着用する

②水分を補給する・・・水分をたくさんとる(飲みたいだけ飲ませてよいが、甘いジュースは控える)

 

 子どもは遊びなどに夢中になっていると、自分の体の変化に気づかないことがよくあり、汗をたくさんかいていても「喉が渇いた」と訴えない場合があります。子どもの熱中症予防は、発達障がいの有無に関わらず、周囲の大人が注意することが大前提です。気温が高い時は外に出ず、エアコンの効いた部屋で過ごす、

  室内でも給水タイムを設け、水分を補給出来るように促すなど、こまめな予防対策を行っていきます。

 

 



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